東証株価指数の対象銘柄に仕手株はあるのか

経済ニュースで、必ずと言ってよいほど取り上げられる株価指数として、日経平均株価指数と東証株価指数が挙げられます。このうち、東証株価指数は、TOPIXとも呼ばれており、東京証券取引所が算出しており、東証第一部上場の全銘柄を対象とする時価総額加重平均型の株価指数です。
先日、日経平均株価が、取引時間中に2000年以来の2万円台を達成したとして話題となりました。ただ、実際に、多くの機関投資家が株式運用の基準指数として利用しているのは、東証株価指数の方です。TOPIXが注目される理由として、国内マーケットを代表する株価指数出ある点などが挙げられます。また、比較的、時価総額の大きい銘柄で構成されているという印象を持つ人も多いのではないでしょうか。ただ、実際には、比較的、時価総額の小さい、いわゆる、中小型株も上場されています。
そして、稀に、こうした中小型株のほか、あまり業績の良くない銘柄の株価が急上昇する場合があります。もちろん、それらの会社の業績が好調だったほか、新製品の開発に成功したなど、それらの会社独自の理由によって上昇することはあります。このほか、それらの会社が属する業界に追い風となる報道が流れた場合なども、株価が上昇する可能性はあるでしょう。
これに対して、株価が、こうした説明の付かない動きをする銘柄の場合、後になって、仕手株だったと判明する場合もあります。仕手とは、意図的に株価の吊り上げや吊り下げを行うなど、故意に相場を変動させることによって、利益の獲得を目指す行為のことであり、こうした行動をする大口の投資家などを仕手筋と言います。
個人投資家にとっては、魅力の大きい仕手株ですが、手を出した途端に急落するなど、大損する可能性も指摘されています。投資家として、仕手株を見極める目も要求されるところです。