仕手株としての日本化薬の買い時の見方

日本化薬は化学薬品を扱う会社で、火薬の製造から始まった会社です。そのノウハウを生かして染料や衣料品、農薬など、化学薬品の製造を手掛けています。日経平均株価にも採用されていることから、日本を代表する化学薬品メーカーだといってもよいでしょう。日本化薬が仕手株のような動きを見せることもありますが、どちらかというと日経平均連動型の銘柄だと認識しておいたほうがよさそうです。個別の業績によって日本化薬が上昇することもありますが、日経平均が上昇する局面でインデックス外に支えられて上昇する傾向があると考えられます。

仕手株とは、仕手集団が株価を操作している銘柄、あるいはそう考えられる銘柄を指します。日経平均採用銘柄の場合、仕手株として株価操作をするのはやや難しいと言わざるを得ません。というのも、日経平均が上昇する局面では、業績に関係なく買われることがあるからです。というのは、日経平均先物の出来高が大きすぎるからだといえるでしょう。日経平均先物は、日本で最も取引量の大きい株価指数先物です。そのため、インデックス投資を行う投資家にとって主な投資対象となりやすいからです。これを操作するのは非常に難しいと言わざるを得ないでしょう。

日本化薬が日経へ金に採用されていることを考えれば、買い時としては日経平均が上昇しているタイミングが挙げられます。インデックスに連動するのですから、インデックスが上昇しているときには、採用銘柄は同じように上昇しやすいという傾向は否定できないでしょう。ですから、インデックスを見ながら買い時を探るのは良い方法だと考えられます。たとえば、日経平均の売りポジションが増えてきたときに踏み上げが起こる可能性が高くなりますから、買い時が近づいたと考えるのは妥当な考え方です。